全255巻257冊
漢文一切経は、インド・中国・日本の三国を通じて捧持・発展されたブッダの教えの一大宝蔵であり、それが過去の東洋文明に及ぼした影響の大きさは歴史の証明するところです。しかし漢文のままの経典は専門家においても難解難読の箇所が多く、ましてや一般の人々にあっては不可解・無縁なものとなりつつあります。したがって進歩した近代仏教学の上に誰にも理解できる日本語訳の完成が望まれてきました。このような声にこたえるために企画発行されたのがこの“国訳一切経”(こくやくいっさいきょう)です。
印度撰述部 全155巻155冊

印度撰述部(いんどせんじゅつぶ)は、インドにおいて撰述され漢文に翻訳された仏教の諸典籍(経・律・論)の中で、重要な典籍を日本読みに書き下し、分科して科題を付け、注釈を加え、更に解題を掲げたものです。昭和5年より刊行され、昭和11年に完結、昭和44年に改訂。
和漢撰述部 全100巻102冊

和漢撰述部(わかんせんじゅつぶ)は、中国・韓国・日本において撰述された漢文の仏教典籍(各宗派の代表的著作や注釈書、伝記など)の中で重要なものを、印度撰述部と同じ体裁で日本読みに書き下したものです。昭和11年より刊行され、昭和63年に完結。
各A5判・上製・平均400頁・布クロス装・函入
1冊 6,600円〜 
●必要な巻1冊からお求めになれます
1冊から分売しております。ご注文の際は、収録典籍名ではなく、「国訳一切経・印度撰述部・阿含部・第1巻」というかたちでお願いいたします。また一つの典籍が何冊かに分かれて収録されているものもありますので、必要とされている箇所がどの巻にあるかについてお知りになりたい時は、小社までお問い合わせください。
●価格の改定について
2015年6月重版分より、印度撰述部・和漢撰述部とも税込価格を22,000円〜31,900円に改定させていただいております。本ホームページ記載の価格は、まだ価格変更が反映されていない場合もありますので、価格改定前のものをお求めいただくさいは、お手数ながら小社営業部に価格をご確認ください。
●品切巻について
品切巻は順次重版を予定いたしておりますが、重版出来の時期などは現在未定となっております。